いま、映画「男はつらいよ」にハマっています。 この映画は、なんでこんなにおもしろいんだろ。 まわりではエヴァの「破」がおもしろいおもしろいって話題になっているのですが、それを聞いても、別に気にならないっていうか。以前ほど関心がなくなっています。それより「寅さん」のほうが興味がある。作品の好みが変わってきたんでしょうね。 「男はつらいよ」は、テキ屋を稼業とする車寅次郎が葛飾の柴又に時々帰ってきては、大騒動を巻き起こす物語。毎回マドンナが登場し、寅次郎は恋をするのですが、必ず失恋するというのがパターン。寅さんは全国各地を旅しており、各地の美しい風景の描写も特徴的。 これまで4作くらい見ましたが、京都の清水、天橋立や奈良の東大寺、金沢の兼六園なども舞台となったりしていて、行ったことがある場所が映し出されると「あ、ここ行った!」とうれしくなります。 寅さんのような傍若無人な風雲児は、まわりに迷惑を与えるし、扱いが大変だと思いますが、それでいて人一倍やさしい面も持っています。マドンナに恋をするも、毎回いい人止まりで終わってしまう。でも、どんなに自分が傷ついても相手のために手助けして、笑顔で「幸せになりなよ」と言って去っていく。かっこいい。これこそヒーローです。 「いい人どまり」かあ・・・よくわかるなあ・・・
不定期連載で!テーマを選ばず!書きたいことを書く!ブログ