来週から、新人(というより生徒?)がやってきます。
この計画は、新人を育成するというもので、僕はこのための教科書とかスケジュールを任されて組み立てていました。
僕は、いろんな現場をみるにつけて、環境に問題があると思っていました。
育成機関やシステムがちゃんとなっていないのです。
新人は、だれの下につくかによって、幸不幸に分かれます。
出来のいい上司の下につけば、良くなり、その逆だと下も出来が悪くなります。
「若い奴らはなっていない」と偉そうに言う上司がいたら、大変な人です。
下っ端は上のやることを盗めとか、しかられてなんぼという時代も終わっています。
「俺はそうしてきた。そういうものだ」という認識を持った人も、程度が限界です。
そういうものだ、とはその人にとってのみが常識であり、他者には非常識です。
残業、休日出勤が当たり前というのも、浅はかです。
本当に会社のことを考えていれば、それが浪費になることに気づかなければいけません。
だいたい、残業を前提としてしまうと、意識的にそのレンジでやるようになってダラダラします。(もちろん理想論で物量的に多い場合は、残業もやむなしですが)
でも力技でやっていると、心身が摩耗し疲労するだけで、よい育成にはなりません。
例はいくらでもありますが、時代錯誤の上司についたら、不幸な事に下にとってもそれが常識になり、下も同じことをその下に教えるから、この循環は永久に変わりません。
ちゃんと教えるというのは、作業を丁寧にマニュアル化して、個人スキルを底上げ的に落ち度なく身につけ、作法は統一して、そして物事を処理するようにすれば、仕事は以外と早く終わるものです。
・・・以上の考えは、僕の上司の考え方をさらに僕なりに解釈した考えです。上司の考え方はひじょうに合理的です。
僕は効率を考えて立ち回れる人がほしいと思っています。
客観性があり、問題提議であり、全体意識であり、行動力です。
来週からスタート。フレッシュながんばりを見るのが楽しみです。
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