教えていた新人に、漫画家を目指していた女性がいます。 彼女は面談でも漫画を持ってきました。CGもやったことがありません。 その人は、まあまあ筋がよかったので合格になりました。 が、その面談のときに、こういうのです。 「たいへん申し訳ないのですが・・・」 合格したのはうれしい。 しかし、自分には漫画の夢もある。 つまり、未練があるので迷っている。 考えさせてほしい、というのです。 これをあとで聞いた同僚たちは、なんだそれは、と呆れていました。 しかし、夢は誰にでもあるもので、思い悩むのも、誰にでもあります。 少なくとも、僕にも一時期漫画を目指して時期があるので、その気持ちはわからなくはありません。 そこでこちらが言ったのは、 「ぜひもない。ご両親とも相談して、決めてください」 ということだけでした。 漫画をあきらめろ、とは言いません。職業選択の自由です。 数日後、彼女の出した答えは、就業を決める、ということでした。 今もがんばって研修しています。 別に将来、漫画家を目指してもいいと思います。 漫画は面白いですよね。 自分で世界や人物や、物語を自由に考えられます。 僕にはいつかまた、趣味で描いていた漫画を再開する時がくるのだろうか?
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