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ハイキック・ガール!

という邦画を昨日観た。

女子高生空手家が、自分の強さを証明するために、悪者を倒すという話。
美少女で武道家という組み合わせに僕は弱い。
もうそれだけでオールオッケー、オールファイン。
でもたぶん、あんまりおもしろくないんだろうなと、期待せずにいた。
で、実際にひどかった。

以下、ネタバレになります。

■ストーリーがひどい

まず、ヒロインの活躍が少ない。前半はいいとしよう。しかし後半の出番が激減。
ヒロインの通う空手道場に先生がいるのだが、後半から彼中心の視点になって描かれ、彼の物語になってしまう。ヒロインはダシになっちゃってる。なんじゃこれ。

ヒロインの動機としては、先生に黒帯にしてもらえないことに腹をたてて、そのあたりの空手部に殴り込み、ひとりで叩きのめしてたりする。

そのうち、壊し屋というヤクザものの仕事の求人広告を見つけ、ここに入って先生に強さを証明してやろう!という。

しかし実はそれは罠で、その壊し屋のボスはヒロインの先生に怨恨があった。
ボスはヒロインを拘束し、先生をおびき出してふくろだたきにしよう、というこんたんだった。

先生は助けに行くわけだけど、こっから彼の話になっちゃう。ヒロインは囚われの身。

ふつう逆だろ!って思うんですが。

ラストもボスはあっけなく倒されるし、意味が不明。この先生の強さだけを見せる映画になってる。いや、映画とはいえないかも。

■演出がひどい

ひとアクションあったあとに、必ずリプレイが入ること。しかもスロー。テンポが悪い。
じゃなくてもスローがよく入る。やめろー!

■カメラがひどい

どのカットも、なんでここから映すの?っていうほど外しまくったアングルになっている。

■ヒロインの性格がただのヒドイやつ

弱いものを叩きのめすのは、程度にもよる。しかし、ちょっときつい。
思いやりとか、弱さとか、改心がなければならないのに、最後になっても、そういう場面はないし、変わったのかどうか伝わらない。 ただの無差別暴力者だ。

■いいところも

ヒロインはじっさいに空手をやっているので、アクションはよかった。また、敵役の女の子も空手経験者ということで、この二人の対戦がよかった。

総じてひどかったんですが、ヒロインも出演者も格闘家でアクションは悪くなく、惜しいなと思いました。



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