今日は。今日もというか、プロジェクトが進行しています。
僕の部署は受託がメインで、長期から短期まで、多いときは年に何本もの案件をかかえます。
人の出入りも、はげしい。誰かが帰ってきたと思ったら、誰かが他の現場に行ったりする。
全員が同時に居合わせたことがありません。
僕はここで、もったいなくも一監督役として、人数を指揮する立場を預かっています。
もともとけっして出来た人間ではありません。ようするに無能で、先輩や上司をこまらせました。
僕が幸運だったことは、無能だったことで増長しなかったこと、現場環境が過酷だったこと、それにまわりに優秀な人たちがおおく、助けてくれたことです。
そうこうするうちに、いつのまにか人に教える立場になっています。下のひとたちも僕を上司のようにみます。
偉くなっているつもりは全然ないのですが、仕事と役割がそうなっているので、教えることもするようになりました。
新人のひとのなかにも、「このひとは難しい」と思う時がたくさんあります。
最初のころは、新人の要領のなさに苛立ったことは何度もあります。
しかし、見方を変えると教え方に問題があるともいえます。
上司の仕事は新人を育成することが常識となっているようです。スタッフが上昇しないのは、上としては失格です。となると、僕は無能になります。
なんで、できないんだろうなーと思うし、僕ができたのだから、みんなにできるはずだと考えました。
僕はシンプルと効率化、統制を善としました。
かんたんで、わかりやすく、誰にでもできる手順で考えます。
僕はたとえば、小学生でもできるような教え方を考えます。
感性や感覚は、このさい役にはたちません。まずは、正しいデータを迅速に、的確につくらねばなりません。要は、ゴールとステップが分かればいいのです。
難しいことを、ことさら難しく教える意味を感じません。
なにしろ、僕がまず難しいことが大嫌いだからです。
ぽん、ぽん、ぽん、はいできた!くらいのレベルです。おまけにクオリティもそれなりにでます・・・とはそうそううまくいきませんけどね。
以上のように、育成のこともやりつつ、他の案件もやって、いろいろ掛け持ちしてやってます。
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